11月27日(日)第3回奈良県薬剤師褥瘡研究会で、「診療報酬についての講演」と
「褥瘡実習のチューター」を サン薬局 西垣賢が担当しました。

50名を超える参加者で、調剤薬局の薬剤師が多数参加していました。
当社からも数名参加があり、褥瘡ケアシュミレーターで実際の褥瘡処置を体験する実習については約3時間にわたって学びました。

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小林記念病院 褥瘡ケアセンター長の古田勝経先生から、
「褥瘡治療には薬剤師の視点が必要」という講義のあと、
外用薬の使い方だけでなく、”ずれ”を意識して
外用薬の効果が発揮される最適な環境を整えることが非常に重要で、
そのためにテーピングでの固定やスポンジを使った
ポケットのずれ防止まで非常に幅広くご教授いただきました。

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古田先生は講演中、「薬剤師が褥瘡治療に関わることで、治癒までの期間が飛躍的に短くなった」ことを示されていました。
今回のような実習を通して、在宅の薬剤師が褥瘡の治療の提案だけでなく、治療に参画できるような知識や技術を学ぶことで、
在宅の褥瘡患者様へ貢献していきたいと思っています。