2020年10月10日(土)・11日(日)に北海道札幌市で開催された
第53回日本薬剤師会学術大会に参加・及び発表を行いました。
今年は 新型コロナウィルス感染症の影響で 初の現地開催とWEB開催をあわせたハイブリッド形式で開催されました。
例年と比較すると現地参加者は少なく少し活気が足りない気もしましたが、Web参加出来る事で足を運ばなくてもより多くの講演を効率よく視聴できるようになり、参加登録者は多かったようです。
特別記念講演 宇宙飛行士 大西卓也氏のJAXAからのリモート講演
今回当社からは 口頭発表1演題、ポスター発表2演題を行いました。
≪口頭発表≫
「慢性腎不全の患者に対して簡易縣濁及び球形吸着炭細粒の服薬支援を行ったことにより経管投薬支援料を算定した事例について」
(サン薬局紀寺店 安田光)
病院からの相談により在宅として取り組んだ事例の発表でした。傍聴者も沢山おられ、皆さん興味をもって頂けたようでした。
≪ポスター発表≫
「重傷低血糖予防を目的としたテレフォンフォローアップの取り組み」
~インスリン製剤・SU薬使用中の高齢者糖尿病患者を対象として~
(サン薬局天理東店 谷奥 寛)
4月より加算された糖尿病患者へのテレフォンフォローアップを実施した内容についてまとめました。
「かかりつけ薬剤師の貢献力」
(サン薬局桜井西店 山﨑裕己)
かかりつけ薬剤師として患者様としっかり向き合うことで、ポリファーマシー対策取組み症例と難病の早期発見・治療につながった事例について発表しました。
従来のポスターを掲示・質疑応答のスタイルではなく電子化されたポスターを専用アプリにて閲覧するという形式がとられました。
意見交換をする場が失われたのは非常に残念ではありますが、スマートフォンで自分の興味あるポスターを自由に閲覧出来るスタイルは便利ではありました。
多くの学会が中止となっている中、ハイブリット形式での開催は学ぶところや刺激も多く、大変勉強になりました。
今回得た新しい知識や経験を、現場でも還元反映できるよう、今後も積極的に業務に取り組んで参ります