2025年6月5日(木)〜6日(金)、ホテルニューオータニ東京にて開催された「第61回日本肝臓学会総会」に参加し、当社より発表を行いました。

当社からは、特別企画1「HCV Eliminationにむけた肝炎医療コーディネーターの活動」をテーマとするメディカルスタッフセッションにおいて、サン薬局三郷店の桝井亮佑が登壇いたしました。


発表では、「マイナ保険証から得られた特定健診情報によるALT>30の拾い上げの取り組み~保険薬局による肝疾患予防啓発活動~」と題し、2024年9月1日~30日の1カ月間にサン薬局全店で実施した活動内容を紹介しました。
この期間中、「奈良宣言2023」を活用し、特にマイナ保険証からALT値が30を超えていることが確認された患者様に重点的な声かけを行うなど、効率的かつ効果的な啓発活動を展開しました。

今年度も、引き続きサン薬局全店にて肝炎予防啓発活動を継続し、肝疾患の早期発見・早期治療に貢献してまいります。

~奈良宣言2023とは?~
肝疾患の早期発見・早期治療に繋げるため、ALT 値が 30 を超えていた場合、まずはかかりつけ医の受診を勧めています。
近年では、脂肪肝(代謝機能障害関連脂肪肝炎;MASH)やアルコール性肝疾患といった生活習慣病を基盤とする肝疾患が増加しており、早期介入の重要性が高まっています。
詳細は 日本肝臓学会「奈良宣言2023」 をご覧ください。