10月31日(土)に行われた「症例DI検討会」にサン薬局木津東店 森田健之が参加しました。
「ヒアリハット事例」「処方チェック事例」の収集システム『アイフィス』をはじめ、医薬品の適正使用のために先進的に活躍されている東京大学大学院 育薬学講座 澤田康文教授 のご指導の下、薬剤師の活躍があったからこそ防ぐことができたこと―薬局プレアボイド―についての事例を持ち寄り検討しました。ファシリテータによる進行に従い、各事例についてディスカッションを行い、グループで詳細解析事例(CACE-DI)を作成し、プレゼンするという流れで行われました。
澤田先生から冒頭「是非エンジョイして下さい」という言葉通り、大変充実した楽しい4時間を過ごすことができました。今回の成果物を薬剤師会 薬事情報センターのスタッフが体裁を整えて完成します。
薬局プレアボイドは、薬剤師が薬物治療に欠かせない存在であるということを示すエビデンスです。今回実施したような症例DI検討会を今後も実施し、日本全体のアーカイブ(薬剤師の活躍事例集)を作り上げていくのが次の目標です。さらに、それを活用し患者さんに起こる不利益を未然に予測して防止できる仕組みを作るのが最終目標です。
今後もこのような医療の質を上げる取り組みに積極的に関わっていきたいと考えています。