第48回日本薬剤師会学術大会が2015年11月22日・23日の2日間、鹿児島県鹿児島市で開催されました。
 学会のメインテーマは「噴き上がれ!湧きあがれ!私たちの熱き思い」。鹿児島の活火山、櫻島の噴火をイメージしたものだそうです。市街地から櫻島が本当に近く、まさに鹿児島は火山と共に歩む街です。

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 薬剤師の活動は、保険調剤はもとより、在宅医療や介護に関わる業務、OTC販売や簡易な臨床検査などを通じての地域医療に携わる業務、公衆衛生の分野での学校薬剤師活動、薬物乱用防止啓発やスポーツファーマシストとしての活動、災害時の活動など、多岐にわたります。日本全国から集まった薬剤師同士でこれらたくさんのテーマについて話し合うためにはとても1つの会場では収容できず、市内の複数の会場に分かれ、様々なセッションが行われました。

サン薬局から口頭発表1演題の発表を行ないました。

【口頭演題】
「薬剤師によるHbA1c測定を活用した健康チェックおよび検体測定室に関するニーズ調査」

現在、サン薬局でもすっかりおなじみになりました「簡易検査」(検体測定室)。これは、平成26年4月より薬局で実施可能となったのですが、サン薬局ではいち早く取り組み、今回その有用性について学会で報告させて頂きました。

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 今後も『薬局で頑張っていること』を積極的に発表して、薬剤師全体のスキルアップにより地域医療の質的向上に貢献していきたいと考えています。